2022年04月16日

さよならわたしの赤い車




車を買い替えました。

MAZDA3 ディーゼルエンジン。そして、22年ぶりのAT車。


さよならわたしの赤い車
わたしの前がロードスター、後ろがMAZDA3




MAZDAの回し者のようになってしまっていますが、ロードスターの修理に行って一目ぼれして買ってしまったので仕方がありませんでした(笑)
まあ、点検などでディーラーに出入りしていた時から、
MAZDAの車のデザインが好きになっていたので、本当に自然な成り行きでした。

ブランドに惚れるタイプではないので「その車」がかっこいいなと思ったらそれを選びます。
前回、ポロからロードスターに乗り換えたのも、
ポロがポロポロ、あ間違えたボロボロになり、
「俺の良心が痛むからお願いだから廃車にして」宣言を修理工場のオーナーにされ、
だったらあの車(ロードスター)にしか乗りたくないと駄々をこねて意見が通ったからです。

フォルクスワーゲンにもドイツ車にも外車にも、こだわっていたわけではありません。
そもそも、ポロを買ったのも、
離婚して父もなくなって、クサクサしていて無駄使いがしたくなり、
「そういう時は外車を買おう」
と思ってボルボに行ったら600万くらいの車しかなくて、母子家庭には無理だなーじゃあもっとちっさいのにしよっと。と、フォルクスワーゲンに行って見染めたからでした。

Polo GTI マニュアルミッション(15年のりました)
 ↓
MAZDAロードスター マニュアルミッション(7年のりました)

と、乗り継いでいるので、とんだ車好きの飛ばし屋と思われていたりしますが、正直ほんとうに、それほど興味がありません。
乗り換えてもいいような時期にたまたま、
うおー胸がギュッとなるぜー
となる車に出会うと、それを買っている。そんな感じなだけです。



そんなわけで、先日ロードスターとお別れをしてきました。

荷物も人もたくさん載せられず、車内も狭くて、暑いし寒いしすぐ曇るし、
後ろの車にはいつもまぶしい攻撃をされているし(彼らがハイビームなのではなくてこっちが低いせいで)
まあ乗りにくい車なのですが、
あの車は、そういう「土俵」にいない車でした。
7年も乗っているのに、最後まで、
「わたしはロードスターに乗っている」
ということを、自発的にも、外側からも、意識させられている車でした。


乗り始めたころ

赤、オープンカー、スポーツカー

って、男性にとってなにかとても「シンボリック」な存在なのだなと思ったことがありました。


単純に
かっこいいね、いいなあ、欲しかったんだよな、憧れちゃうよな
と、いう人もいれば、

どうやって家族説得しましたか?
とか
買って分かった不便な点てなんですか?それ乗り越えたら僕も買えるかなー
とか質問してきて、具体的に買う作戦を立て始める人もいました。

ルーフを開けてくれ開けてくれ俺初めてなんだよ
と、オープンカー童貞をわたしの車で捨てようとする人もいました(笑)

俺は学生の時にこれの第二世代に乗っていた。と、思い出話を始める方もいました。

そうかと思えば、
わたしが運転している横で
「いやぁ俺はね、今度プジョー買おうと思っているんだよね~」(←今は軽自動車)
と、次に買う予定の高級車の話を始める方もいました。

単純な形の赤いスポーツカーは
わたしという彼らの知り合いに買われることでちょっと身近になり、そして彼らのなにかを刺激したのでしょう。


わたしも
それはそれは楽しい7年でした。
何の感情もなく、「足」として乗っていることのほうが大半でしたが、車のほうで「足じゃないぞ。俺に乗りたいから行き先を作る、みたいな生活しろよ」と言ってくる感じがいつもしていました。俺に合わせろよ、と(笑)
オーナー同士も
走っていて、同じ車がいるとわざと前後してしばらく走ろうとしたり(お互いに)
すれ違いざま敬礼し合ったり、
それがオープン同士だったりすると「うぇーい」と手を出してみたり。
なんだかお互いに
「ね、たのしいよね?」
と、あいさつし合ってるようでした。

だからなぜ、「もうこの車じゃなくていいかな。。。」と思ったのか本当に不思議ですが、
年明けくらいから急にそう思い始め、思い始めた途端誰かが見ていたとしか思えないタイミングで事故をし、修理に出すためにディーラーへ行くことに。。
そういうふうにできてるんですね。


だからね、世の中の彼女にフラれた男性に言いたい。
あなたのせいじゃないのよ。あなたは最高だったのよ。そういうタイミングで、彼女は違うところへ行っただけなのよと(笑)
その際、
扱いづらいとか
乗りにくかったとか
7年付き合って飽きたとか
車検も切れるしちょうどよかったとか
10万キロ超えてないからきっとほかに相手見つかるよとか
彼女はひどいことを言うかもしれないけど
そんなのは後付けでね、ただただ、そういうタイミングだったんだよと、言ってあげたい(笑)


そんなこんなでわたしは、これから普通の車に乗ります。
これでようやく、家族でカッパ寿司に行く時も
「わたしとオトーサンは車で出るから5時にカッパ集合ねー」
と、次男は自転車で行く生活も終わりです(笑)

新しい車は
後ろにも席があって、いろんなところでピピっとかポーンポーンとか音がするのでビクビクします。
飲み物やティッシュの置き場がちゃんとあって、アイフォーンと連携してわたしの面倒をあれこれみてくれます(笑)
立体駐車場で「え、いまどき手動なの?」と嫌味を言われることもなくミラーは電動です。
なにより、乗っている時の包まれ具合と、スピード出しても「別に?」感が快適です。

ただすこしばかり大きくて重たくなったので、まだちょっとニブイ運転しかできませんが
これも段々慣れてくるでしょう。「人馬一体」がモットーだからね(たしか)


新しい車と、それに乗るわたしを今後とも、よろしくお願いいたします♡




PS くだんの彼は、プジョーに乗り換えたのだろうか。そのプジョーで、楽しんでくれていたらいいな。
夢は見るものではなく、叶えるもの。見栄の上手な張り方は、他人ではなく自分に、ですから(笑)


わたしが「SUVもいいな」とい始めたときに全力で止めた専務(笑)
さよならわたしの赤い車










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