2014年10月31日

安楽死 借りてるもの 執着。そんな徒然

ここんとこまたブログが滞っていました。




カラフル5期目がつつがなく締められ、


今後の大きな展望も見据え、


5年更新のいろんな登録をアタフタしながらがんばって、




現在に至る。誰かやって、次からほんとに(笑)






ちょっといろいろ。仕事ではなく思ったこと。


ここ最近、気になるトピックスが何個かあったから。








昨日、朝のテレビでキラウエア火山のことが話題になってました。


現地の日本人が、溶岩の進路になってる村の住人の様子を伝えていました。





みんな落ち着いている、次の移転先を考えてる人もいる。


もともとペレ(キラウエア火山の神様)から借りている土地、


だから、ペレがこうするんなら自分たちは彼女に返すだけだから、


って。


みんな、家をきれいにしたり、ベッドのシーツを整えたりして、


せめてきれいにして返そうとしてる、


って。


すごいなあ、って思いました。


ああ、そうなんだよな、って思いました。





ほんとうは、すべての土地がそうで、


ほんとうは、土地だけじゃなくてすべての物事がそうで、


わたしのカラダだってそうで。





持たなくてもいい「執着」が、わたしの周りの全てを「ホンモノ」っぽく見せてる。


その「ホンモノ」がないと、死ぬほど困る、って、思い込んじゃってる。


そんなこまった「ホンモノ」





ほんとはね、たぶん、誰かに借りてるものみたいな気がする。


いろいろ、すべて。


たいしたことないんじゃないかな、なくなっちゃっても、って。


でも、だからこそ、大切にしたい。


なぜならそのほうが、楽しくなるから。こうして過ごす時間が、


一生懸命になってたほうが楽しいから。





や、まだまだ修行が足りなくて、


すぐムキになっちゃうけど。











それから、今朝、又してもテレビで。


アメリカの末期の脳腫瘍の女性が安楽死するって。明日。


それを、ネットに流してるって。


すべてのアメリカ人が、安楽死を選べるように、って運動してるって。





わたしの母は、難病で自宅療養中に意識を失って、


そのまま病院に運ばれて、


そこから3ヶ月脳死状態でそのまま亡くなりました。





意識が戻らない母の横で、


あーこういう時に、「臓器移植」って言われるのかな。


言われたら、どうするのかな


わかりました、臓器あげてください、使ってください、って言えるのかな。


と、考えたことがありました。


もちろん言われもしなかったし、


考えただけで母はそのまま自然に旅立って行きましたが。





安楽死と脳死。


べつになんの関連性もないのかもしれないけど。


なんとなく、わたしは


「誰かが決めていいのかな」


と、ちょっと思っているのです。


それこそ、「借りてるもの」だからね。


「おまかせ」してなくちゃだめなんじゃないかなぁ、って。


それまでは、力いっぱい楽しんでればいいんじゃないかな、って。





もちろん、自分のカラダだから自分で決めて終わらせる、


っていうのも、借りたものを返すことになるのかもしれないけど。


治らない病気だから仕方がない、って安楽死選ぶのと、


直らない状況だから仕方ないって自殺選ぶのと、


どう違うのかな。


べつに、否定とか非難してるのではなくて、


そのへんの線引きが私には曖昧。





なので、


「べつに、安楽死を選択するのは勝手にすればいいけど、


それをアナウンスすることないし、


ましてや『みんながもっと安楽死も選べるような環境を』


なんておせっかいしなくていいのに」


と、思ったのでした。












  


Posted by カヨ at 10:07Comments(0)思う