2019年03月30日

楽しい聞き間違いと、ちょっと考えりゃわかるよねってハナシ

わたしの長男は「かずき」という名前です。

まだほんの小さなころ、わたしの父親含めた数名の家族で外食をした時、
父の友人の女性と偶然お店で一緒になりました。

女性「あら~かわいい!お孫さん?ボクお名前なんて言うの?」
と、女性に聞かれた長男は

「かずき」

と、答えました。いえもしかしたら、「かーき」「かじゅき」と発声していたのかもしれません。
その女性もやはり聞き取れていなかったようで

「え?カジキ?」

と、聞き返したのです。

一同爆笑しましたがね、ちょっと考えたら、「かじゅき」よりもあり得ない名前なんじゃないかな、と思うわけです。
ぜんぜん存じ上げない女性でしたが

「マグロ漁師じゃねえし!」

ってツッコミ入れるところでした。


時は流れて、

先日、スピリチュアルやヨギーやそんなことにまったく暗い男性とよせばいいのにチャクラの話をしていたのです(笑)
もちろんわたしもよくわからないことです。見えもしないし。でも、ヒトには7つのチャクラがあってえー、役割はこうでー
みたいな、聞いてきただけのもっともらしい説明をしていました。
それで、何か違う話題に移って、
もう一回、何かの拍子に、わたしが胸のところを指して、
「ここが第四チャクラでさー」
と言ったとき、彼が
「ん?なになに?ライオン桜?」
と、
聞き間違えたのです。
散々、チャクラチャクラと連呼してるの聞いていて、ライオン桜って…

おんめえーちょっと考えたらわかるだろうが!!

って、なったわけです。



今日も、

わたしの隣の駐車場を借りているひとは
ラインぎりぎりに停めています。
ちょっと考えたら、わたしが降りられない、もしくはわたしのドアをご自分の車にあてられるかもしれない、
と、
思いいたるはずなんです。

スーパーで、立ち話している女性も
ちょっと考えたらアンタらのせいで何人かの人が豚バラ肉のパックが取れないことが分かるはずなんです。

想像力、って何種類かあって、
こういう想像力はあったほうがいい想像力だと思います。
逆に、
持っていても余計な想像力もあってそれは

そういう想像をしていく原因が「だからわたしには価値がない」で

そういう想像の途中でやることは「他人に間違いを認めさせその他人よりは自分に価値があることを証明すること」だったり、「他人とわたしの違いをどんどんあげつらって良くも悪くもジブンを特別に孤立させていくこと」だったりで、

そういう想像の行き着く先は「ほーらやっぱりわたしには価値がない」

というね、そういうことに使う想像力ってほんと、たいがいにしなね、って思います。

冷たいわたしは「べつに、アンタが自分のことをそんなに愛してるってことに、興味ないよ」
って言いたくなっちゃうごめんな(笑)



いえ

もちろん楽しかったらぜんぶオッケーですけどね。


せんだっても、オンナ三人で飲んでいて

「据え膳」の話が出たのです。もちろん、男女の話で。
女性のほうからデートに誘って、ってもうその時点で「据え膳」ってことよねえみたいな話を散々していたのに
わたしが
「まあねー、据え膳食わぬは、って言うもんねー」
って言ったら一人が
「え?スウェーデン??」
って(笑)

じゃあおめえなにか?!
スウェーデン食わぬは男の恥 っていうのか?!
って(笑)

それはそれで面白いから使ってますけどね。

でもいつも思うんですけどね
スウェーデン食わぬは男の自由
むしろ、
スウェーデン食ってもらえぬのは女の恥
なのではないだろうか。

いえ、佳世子はもう引退した身じゃからアレじゃが・・・