2018年10月31日

色をつくる





静岡のひと、

「ねえ、お料理得意?」
「やーわたしあんまり作れーないやー」
とか
「これやれる?」
「やれーないよー」
とか言います。

「作れない」「やれない」ということ。たぶん、「作りえない」「やれ得ない」的なかんじのオンビンヘンカだと、国語学博士号を持つ佳世子は思うのです(嘘です)

で、
何が言いたいのかっていうと
お酒の席での興味ないハナシのウンチクを、わたしはがまんして聞けーないのですが、
興味のある対象のウンチクは本当に大好き。

今日は
早朝から今の現場で塗装屋さんと打合せ。
ちょっとした棚とカウンターの塗装ですが、
色はちゃんと作りたい。
数色を混ぜて「調色」していて

そのときの、彼の話がまーおもしろい(毎回)

ちなみに今回は
白と黒
は、存在しない。
という雑談。

黒は、限りなく濃い青
または
限りなく濃い赤

だから、
こうやって調色してブラックを混ぜた時、少し青みがかかるのは「濃い青黒」だからであり、
気になるなら少し赤を足す。逆の出方をしちゃったら、青を足す。
とかね。
もう、
へえええええええええええー
なのです。

言いながら、どんどんわたしのイメージの色を作っていってくれる。
ほんともう、
あーこういう仕事大好き、という瞬間でございます。

今日は朝から気持ちが良かった(笑)


というわけで
現場は仕上げに入っています。
この時期くらいからわたしは非常にナーバスになります。
パズルを合わせていくような工程になるので
キリキリキリキリしています。
限界点に達すると、
急に「スーパー銭湯」で湯につかってることもあります。
見かけたら、そっと目をそらしてあげてください(笑)


見学会のご案内はボチボチしてまいります

その時はぜひぜひ
よろしくお願いいたします