2017年02月28日

女性の起業についてのおおざっぱな辛口

見学会でのお客様

ぞくぞくとお話いただけて
嬉しい限り。

今日はそんな中、
いただいた案件のお見積りのために
営業女史(47歳 バツ有独身 かなり美人)と打合せ。

ひとしきり内容について
ああだこうだと話した後、
あのですね実はですね
と、切り出されました。
いままで、
いろいろな営業さんが
転勤になったり
仕事自体をやめたり
わたしの屍をこえていきましたが(笑)
そういう時ってすぐわかるの。
たいていみんな
おんなじ感じで切り出してきやがるから。

ああ
やめるんだな



彼女を見てピンときました。
しゃべり始める前から、
ちょっとチャミチクなっちゃうくらい
わたしは彼女といると
わたしを出せて楽しかったのです。

なんかね、わたしが
打合せの日をすぐに忘れちゃうのを、
「今メモに書く!」と注意喚起してくれるし、
ほかの業者さんや、現場の近所の人達とケンカしそうになるのを止めてくれるし、
いつも、スカートをはいてるのを忘れて現場で立ったり座ったりするのをファイルで隠して回ってついてきてくれるし(笑)

なのに仕事は責任感強くてできる人で。

わたしは彼女が好きでした。
(そんな理由ばっかりじゃないけど。笑)


彼女は
何年か前にネコを拾って
そのあと犬も飼って
お嫁に行った娘さんもトリマーをしていることもあり
ペットシッターの資格を取ったのだそうです。
それで、
静岡ではまだまだ認知されず、
ニーズの少ない
「ペットシッター」

首都圏で数人で
始めるのだそうです。

「シャチョウですよ!独立ですよ!」

って。
もう、キャッキャしているのです。
わたしの寂しさなど知らず(笑)



でもね、
ふと思ったのです。

こうやって、



と思って、必要な資格取って、
会社に
「引継ぎできる営業さん見つかったらやめさせてください」
って言い放ち、
事業計画を立てながらうずうず過ごし
見つかった今、
1か月しないうちに引っ越しを決め、
いま、キッチリ引継ぎをして
来月には
個人事業主からのスタートを切る。

それと、
ずっとずっと起業しない人って

何が違うんだろう

って。

たぶん、何にも違わない。はず

起業しない人は、
いろいろ言います。
わたしも言われました。

アナタはできたかもしれないけど
わたしはそんなに自由が利かない
まだ小さい子供がいる
夫が許してくれない
お金が貯まっていない
などなどなど

そういうのクリアできたら
自分でやるんだけどなー
って。

で、

もし、失敗したらどうするの?
売れなくなったら?
ああなった時はなにか対策あるの?

と。


彼女は
起業セミナーにも行っていませんし、
なんの勉強もしていません(笑)
「ペットシッター」の勉強以外

そういえば、
わたしも
何も考えずに、お勉強もせずに
独立しました。


前職でサラリーウーマンしているとき、
悔しくて
ブルブル震えながら
夫に、
もう耐えられそうにない。お客さんと経営者の板挟みでわたしがすり減るのは我慢できない。
わたしの好きに、お客さんの好きに、
仕事をしたいと訴えて、

「いづれ独立しようと思ってたのが、早まっただけだと思えば
もう考えてもいいと思う。
いままでこんなんでよくやったと思うし
俺はもう二人でやれると思う」


夫が言って、
そこからは、

もしも、とか、〇〇だったら、とか

そんなことはみじんも考えず、
とにかく
「会社をつくる」
ことだけに集中しました。

独立開業するかどうか

などとは
まるっきり考えませんでした。

する、
という前提で行動し、
出てきた問題をひとつづつ潰していく。そんなかんじです。

ああなったらどうするか

も、
もちろん、「危機管理」的に少しは予測しましたが、
余計に考えることはしませんでした。

なぜなら
そうならないように、独立したり独立して走り出したりしてから立ちいかなくなることがないように、
行動しているからです。



何にも行動しないで

脳みその中だけで
おしゃれな「起業家ライフスタイル」を生きてる自分を動かして、
ああだこうだと
外部から不安に対応できる情報をいれることで
不安だけをリアルにしてしまい、
やりたいことよりも
それをやることへの不安を増やし
それを減らすことを
「れっきとした起業準備」
と思いこんで、コツコツがんばっている。


営業女史とわたしが
やらなかった
唯一のことです。


47歳のオンナひとりです。
いままで、建築関係の営業してきて
ペットシッターとしての実績なんてありません(笑)
静岡じゃむりだな、
って、横浜に行くのですが、そこにも何のコネもありません。

でも、
なんとかなる
んだそうです(笑)

だって
なんとかするつもりだから。

で、三年後には自分はシッター行かずに、
事務所で手配師みたいなことをして
ラクするんだそうです。



それちょっとカッコ良すぎじゃない?
いいなー

と、言ったら

「だって佳世子さんがむかーし言ったんじゃないですかー
『何売るかわかんないうちからとにかく社長になるって言ってたらなった。
なんか、言ってると叶う感じがするから言ってみー』
ってー」

そうだった(笑)

わたし最近ちょっとそれ忘れてた
言うこと考えないと。
変なこと言って、それが叶っちゃうと損だから(笑)

いいことを、言い放とう。

2カ月すぎちゃったけど、2017年のキャッチの一つがまたできましたYO


そしてね、

がんばれ清美。わたしもがんばる。





  


Posted by カヨ at 17:38Comments(0)思う