2023年05月08日
５０代の恋愛とクレジットカードのはなし
GWでしたね。コロナの規制が緩くなってきた関係でパネー人出でしたね。
近場にドライブした時に、河原にひしめき合うテントと、テントの隙間隙間にならんだグリルからそれぞれ立ち上る燻煙を目撃しました。
自分たちが食べたくないものを焼くにおいを嗅ぎながらメシを食い
テントの布だけで仕切られた隣の人たちの声音を聞きながら眠るなんて大変ねえ、
オールインクルーシブのリゾートホテルじゃダメなのかしらおーほほほ
といいながらクリーンとはいえディーゼル車の排気ガスをぶちかましながら川沿いのコーナーをドリフト走行してまいりました。
ちなみにわたしのGWは、仕事をさしはさみながら
熟女とごはん
友達とドライブ
ライブ
ライブ
みたいな感じでもう愛にあふれてました。あの日に帰りたい（笑）
その、ほどよく熟した友人（女性）とご飯を食べに行ったときのはなしです。
その彼女が、前々から気になる男性とデートにこぎつけたのだそうです。
なのに、お相手が
「なんか手馴れている」「ほかに男がいそう」
という理由で踏み込んできてくれないそうで、その日のわたしたちの議題は
「どうしたら手馴れて見えないか論」
になりました。
・飲んだ後、そのまま近くのラブホに入るのではなく、いったん道に迷う。
・「えー？ソラってどういう意味なのかしらね？」といいながら空室のホテルに入る。
などいろいろ案を出したのですが、肝はやっぱり「お会計」
以前、多用している男性に聞いたのですが、クレジットカードを使っても明細に「〇〇観光」とか書かれているので怪しまれないんだそうで、
だから、女性でもそのへんをササっとソツなくやってしまうと「ああこいつ、場数踏んでるな」って思われちゃうかもね、
と、その彼女に言いました。
そしたら
彼女曰く
「もうそんなの誰でも知ってる常識の一つだよ」
って。
だからむしろ
旦那さんのクレジットカード明細を見た奥さんでほんとに知らない人なら
「え？なにこの〇〇観光って？」
って無邪気にきいてくるわけ。
聞いてこない嫁は、自分の浮気相手に「大丈夫、明細に〇〇観光ってでるから」って言われながらもうすでにホテル行ってるわけ。
って（笑）ちょっと衝撃を受けました。
結局、
もういい年して女のほうがウブ感出さないとならない男の人とお付き合いするなら
開き直って
とことん手練れ感を出して泥沼に引きずり込むか、潔くフラれよう、という結論になりました。
カードの明細といえば
以前、わたしの友人のお金持ち実業家（男性）が、松坂屋のヴィトンで愛人にバッグを買ってあげたとき、
どうせならと嫁にも同じものを買ってあげたのだそうです。
それで後日、カードの明細を嫁に見られて
「あたしのヴィトンのバッグはこんなにしなかったはずだ、ほかに、だれに、何を買ったんだ」
と、責められることに。
その時に友人は
「おまえ、それを聞いてどうするんだ？お前がそれを聞きたいなら説明するけど、それを聞いて、どうするんだ。話していいのか」
と、開き直ったそうです。
いまはただ、不明瞭なクレジットカードの明細がある、という事実しかないのに
嫁が事実を問いただして
同じヴィトンを買ってあげる彼女がいるということを聞き出してしまったとき、
ボールが嫁にわたるわけです。
そのままにしておくか、
離婚するか。じゃあ子供たちはどうするか。
それらを決めて、動き始めなくてはならなくなる。
夫はどうやら、愛人への愛情の度合いはともあれ離婚する気はないらしい・・・
アタマのいい奥さんは
「見なかったことにします」
と（笑）
両方おりこうさんですね（笑）
で
なにが言いたいのかっていうと
クレジットカードの話ではなくてね、ナイーブな男心の話です。
わたしは女性なので、女性の「心の揺れ」は比較的共感しやすいです。
どんな言葉やしぐさで、自分の何がどう揺れるか、傷つくか。
いくら図太いわたしでも、女性のソレには共感できる。
でも
男性のそこんとこはやっぱりよくわからなくて今回の件もね、
ああ、
そういうところを見るんだな。そんな会話の一端を拾って、ちょっとクヨつくんだな笑、とか気が付いたわけです。
〇〇君の顔が好き、鼻筋が好き、仕事っぷりが好き、というのもよくなくて
〇〇君が一番好き、というのもダメ。
「俺じゃなくて、俺の部位が好きなんだ」
とか
「一番、ってことは、二番も三番も四番もいるんだろうな・・」
とか
思ってしまうらしいよ。いくつになっても。めんどくさいですね（笑）
まあ、そのめんどくさい感じがいとおしくて、
ちがうよちがうよ、〇〇君。〇〇君がぜんぶ好き。〇〇君だけ好き。
誤解させてごめんよ。
と、口説き落とそうとしているわたしの友人が一番男っぽくてわたしは好きです。
