2024年09月17日
『名言』
先日、野暮用とランチでわたしの幼馴染で実業家・税理士事務所先生のドン・コルレオーネに会いました。
彼のひととなりは過去ブログを読んでくださいネ
彼と話をしながら、
すべてを持っているように見えて、満たされていて、欲しければ買えばいいし行きたかったら行けばいいやというくらいの欲しかなく
絶対にあれが欲しい、あれがないと困る、助けてほしい、というマインドが1ミリもない人のところに、人は集まるのかな、
と思ったりしていました。
そう言うと、
そりゃそうだよ。人なんて追いかけたら逃げるだけだよ。
と言われたので
でもさあ、困っている時って、分かっていても追いかけちゃうんだよなー
と言うと、
かよこ、今のは名言だったな、逆名言。メモ帳にしたためさせていただきます。
と、大爆笑されてしまいました。
わたしのこれは、ドンにとっての逆名言になってしまったわけですが、
ひとはだれしも、その時にちょっと心臓をつかまれた言葉を「名言」として抱えていると思います。
わたしには、ずいぶん年下だけどたまに名言を繰り出してくる友人がいます笑
本人まったく意識していないのですが、あー刺さるわ、したためさせていただきます。ってなるやつです。
彼女は、セラピストとして活躍しつつ生徒さんに施術を教えたりもしているのですが、
上達する生徒さんとしない生徒さんの違いは「勉強するかしないか」だそうで、
進歩しない人って単純に、勉強してないんだよね。
教わったことがうまくできないときにね、反省して落ち込んで、それで気が済んじゃう。
そこから勉強すれば上達するんだけどね。
と言っていて、ああそれは耳が痛いな、となりました。
反省して落ち込んで、そこから立ち直ったとしても、わたしはなにも進歩していないわけです。
仕事が上手に回せるようになったわけでもないし、
何も変わっていない。そのあと、勉強しなくちゃダメなんです。なにごとも。
ものすごくシンプルなことなのに、大きくうなずいてしまいました笑
彼女が繰り出した名言でもう一つ印象にあるのは
ちょっと若めのゆうじんもまじえて「コイバナ」になってた時に、若めの子が
「(つきあいはじめの)彼はわたしをどう思っているのかな?わたしをどのくらい気に入っているのかな?って考えちゃう」
と言う意味合いのことを言ったときに
そういう思考って、最終的にはわたしは〇〇してる、あのひともわたしに○○すべきだ。とか、なんでわたしばっかり、みたいな思考になる種だから、
やめたほうがいいと思う。
と、バッサリやったやつです。
あいたたた・・・と思いましたが、したためました笑
すべての人間関係に通ずるやつですね
そんな感じでわたしの中には友人知人が言ったわたしにとっての「名言」が蓄積されていきます。
きっとそのひとたちは、いいこと言ったなんて思ってもいなくて案外「え、そんなこと言ったわたし?」とか言うのでしょう。
その名言も、わたしの中でどんどん加筆修正されて育っていくのでしょう。
どんなかたちであれ、なにかにぶち当たったときにふと思い出せて、ああそうだったな、と、ちょっと楽になれたらいいなと思います。
わたしがすきなのは ちゃんとした文章はわすれましたが村上龍が作品の中で
大昔に 進化しようとした魚が海から陸に上がるときに流した血とおなじ血が、わたしにながれている、
という意味のことを書いていて、
それがとても好きです。
ね、かっこいいでしょう?笑