2019年04月25日

わたしがインスタグラムをやめたわけ。でもアカウントなんて何個だって作れるの。

もともと
文章を書くのは嫌いではなかったことと
前職のボスが絶望的に文章が書けなかったことが重なり、
命じられて「お勤めしている女子社員のブログ」を書き始めました。

なのに、生来のポイズンタン・ノーオブラートのせいで、
年がら年じゅう
「ちょっとああいうのは…」
と、水をさされたり叱られたりで、そのうちめんどくさくなって勝手に書くのをやめました(笑)

それがまた、
独立して、広告代理店の人にHPとリンクさせてブログを書け、と指導され、ぽちぽちと書いていくことに。
自分をわかってもらいたい、
会社をわかってもらいたい、
そんな一心で、書いていた記憶があります。
カッコも付けました。
なりたい自分になりきって、書くこともありました。
そうこうしていたら、FBをしてる人が周りにちらほらしてきて、おっかなびっくり参加(笑)することに。
インスタグラムの存在も知り、
当時は、ただの加工アプリと思ってそう使ってました。
スマフォで撮った写真をインスタグラムで綺麗に加工して、
ブログに貼り付けたり。
インスタがコミュニケーションツールとして
他人に見られる前提でキャプション入れたり、
友達とフォローし合ったり、
#で探したり、探されたりすることができるなんてずいぶんあとから知りました。
そして、
わたしはそれらを駆使して(るつもりで)、その時々の「わたしが素敵と思うわたし」をとにかく顕示していきました。



でも徐々に、「公・私」「現実・理想」「内・外」を区別して自由自在に操っている女性が、わたしの中で「理想的な女性」になりました。
きりりと仕事をし
あっけらかんと母をし
のほほんと妻をし
全体的にはうふんと女をしたかったのです(笑)

とにかく、きちんと区別しよう。
そう、思い至ったのです。
それで、
ずっと続けていたブログは(しょんないので)トーンを変えずに書くとして 笑
個人のFBは家族やわたしのプライベート丸出しの投稿を減らし、
なあなあにしてきた
会社のFBページとと会社のインスタグラムをキッチリと発信することに。
(会社のツイッターは、わたしがツイッターに暗すぎるので専務に任せています)
そして、
わたし個人の日記のように続けていたインスタは自然と
「女性でありたい」
というわたしのほぼ妄想表現の場になっていきました。
おもしろいことに、エロめにつくったウソの「女性」を前面に出すとフォロワーがどんどん増えていきました。ウソなのに笑。
いろいろなひとが、「下半身」の写真をDMでおくってきました。ウソなのに笑。
インスタの中の架空のオンナ、「tiger」はそれはもう、挑発し、小馬鹿にし、スルーしたかと思うと媚び、やりたい放題。友人には「どこに着地しようとしてるのかわからない」と言われる事態に 笑。
アレはアレで楽しかったのですが、
あるとき、きっとわたしの過去のPOSTを見たのでしょう
「下半身」と同列の人種から
「お子さんいるんですね」「建築関係なの?」
というDMがきて、ハッとしてわたしのプロフィールが分かるpostを全部アーカイブに移動させたりしていました。
そのことが直接的な原因ではありませんでしたが、
なおさら現実と切り離されたtigerの
「きれいな女」前提の演出が多大なエネルギー漏れをしているように感じてはいました。
それも、
いまはむかし 笑
この、「平成最後の春の憂鬱」で、すべてのことに何の意味も見出せず、面白くない順に海に投げ捨てる作業の中、
真っ先に捨てたのが「kayokotiger 」でした。
捨てて初めて、
自分が何にしがみついてるつもりだったのか
とか
大事にしていたものが虚構だった
とか
そんなものがうっすらわかった気がしました。今は楽ちん。
そしてきっとまた、やりたくなったら始めようと思っています。
写真の加工も自撮りも楽しいしね。案外エゴコロあるんです笑



そうやって
今現在は まったくその辺でもがくことなく
平たく言うと「発信したいことを発信したい場所で」やってます。
今でこそ、もうそれが本来の姿だしどれも本物の佳世子だしなんなら「装ってるふうの偽りのわたし」をやってるわたしですら本物なのが薄々わかってきました。
区別、という概念が薄くなったのかもしれません。



SNSでアカウントを作る。
同じSNSで、何個も作れたりもする。
「同じ人物」として、SNS間を立ち回るひともいるし、
人格を変える人もいる。
たくさんの影をつくるひとも。

いずれにしても、
自分がなりたい自分ではなくて
「他人にこう見られていたい自分」を作っていくその「区別」がなくなっていくと
むしろ、
必要な区別が分かるようになる。
そうすると
要らない人は去り、その時ベストな人が集まる。
自分に対して、自分がちゃんとしてあげると、
ひとからも、まっとうに扱われるようになる。

そんな気が
やっとするようになりました。 2019 初夏





おばちゃんが子供んこらぁこんなこたーやれんかったっけよ?
いろんな役やれてばか楽しい世の中んなってはぁええっけやー。
ちいーっと指いのかいてスマフォいじってりゃおとこしゅうんヒロヒロしてくるだもんではぁあんた入れ食いヅラ?

ってね。




*翻訳:
あたくしが子供のころはこんなことはやれませんでしたのよ?いろいろな役になれてとてもたのしい世の中になってほんとによかったわ。
ちょっと指を動かしてスマフォを操作すれば、殿方たちがやりたくてやりたくて仕方がありませんとまわりに寄ってくるのだもの。楽勝でしょう?