2015年02月10日
今週末の見学会 5年前のわたし

5年前の2月。
私たちは、カラフルホームスタイル初めてのお客様と、
ご契約を交わしました。
このおうちが、全ての始まりでした。
大工さんに恵まれ、
問屋さんに恵まれ、
職人さんたちに恵まれ、
夫と子供と、
それからここが完成した時の来場者に恵まれて、
そりゃもう恵まれ過ぎて逆に、
「こんなに恵まれてるのはやっぱりわたしが徳のある偉大な人間だからなんじゃないか」
って勘違いするほどでした。
だけどわたしは
舐められちゃいけないと思って虚勢を張り、
お客様には下手(したて)にでて、
緊張して指先が冷たくなる思いをして、
師匠たちからは「自信を持て、自信がなさすぎ」と怒られるように励まされても
檻の中のネズミみたいに無駄な動きをやめられませんでした。
5年。
弊社専務と話してた。「5ねんだよ、5ねんかあ」って。
わたしは、変わりました。
もちろん、わたしのお客様への気持ちは、1棟目からいままで、まったく変わっていません。
その部分は変わらない。変えようがないもの。
それから、わたしの一番奥の部分、もちろんそこも変わっていない。
では、どこが変わったか、言葉で言うのはちょっと難しいのだけれど、
わたしは家ではなく、わたしを売ればいいと思うようになりました。
わたしは仕事もプライベートもない、『こうなって、こんなことやって、こんなこと言ってるワタシ』を目指して生きているだけ
それで、その『わたし』のやることを面白いし好きって感じてくれて、
「いっしょにやりませんか」「いっしょだったらパーフェクトにやれそうですよね」
と、組んでくださる、
そういうお客様と、家を作りたい。
わたしと相思相愛のチームカラフルを引き連れて。
そんなかんじ。
わたしが、どこかの会社の完璧なまでの「北米式輸入住宅」(笑)を作れと言われたら、
寸分たがわぬテイストで完成させることができるように、
どこかの誰かもわたしのデザインする家を完璧に踏襲できるのです。
「ひと」なの。
「わたし」なんです。
カラフルホームスタイルを選んでくださったら、わたしとするの。家づくりを(笑)
だったらわたしは、応えよう。100%の力でぶつかってきてくださってるなら、
120%でお返ししよう、
そう思っています。
そこが、よくわからなかった。設立当初は。
いいえ、自信がなくて、そう言い切れなかった。
もちろん、いまだって、「チョー自信あるしぃー」とか思ってませんよ(笑)
それでも、言い切るの。自信はなくても覚悟はあるから。
覚悟。
すきなことばです。現世的に(笑)まみれてるもんね、欲に。人間的だと思います。
サラリとしてないし。
そうだね、どこかの時点で覚悟が決まった。
きっと、久しぶりの友達がもしいたとしたら、びっくりすると思うな(笑)
わたしは冷たいと思われるかもしれない。
何かを覚悟すると、必要のないものがハッキリしてくるから。
そして、自分の楽しみに、より忠実になるから。
弊社専務に
「5年ね。
わたし、自分がものすごく変わったって思う。
あまり、そう思う人って少ないかもしれないけど。
わたし、絶対に成功してると思う。
だって、どんどん気持ちが楽になってるもん」
て、言った。
写真で見ても明らかで、今の方が若いよね。なぜって、楽しいことしかしてないから。
大学生の時みたい(笑)
家づくり、
ほんとにプレッシャーキツくて逃げ出したいくらいのツライ作業です(笑)
全員必死ですもん。
何千万円かけてますから。
何十年も、死ぬまで使いますから。
だからこそ、全力でやる。だからまた、面白くなる。
5年たったわたし。
よかった。こういうふうに育ってこれて。
これもひとえに、わたしのまわりのみんなのおかげ。
出会ったお客様。
初めてのS様、
ご主人様が、「ほんとに建ててくれるんですよね。お願いします」と、控えめにおっしゃって、
奥様は、受験に失敗したわたしのバカ長男のために「いいから行ってフォローしたげて!」って、打ち合わせ延期してくださって。いつも泣きそうでした。
そのおうちみて「たててくれる?」って決心してくれて、立場逆だよね接待していただいてるーっ(笑)て海釣りまで連れて行ってくれたM様
そのおうちみて「すごーい、家立ててるって嘘じゃなかったんだーほんとなんだー」って、契約してくれたチアキっち&なおきっち(笑)
「エッジが効いてる外観」から入っていってそのあとのお客様の度肝を抜いたフラッグ的なレジェンドM様
金谷が好き。土地探してきたら佳世子さん建ててくれる?って言ってほんとに探してきてくれたナッちゃん・たっちんち(笑)
「余計なスペースはいらない」「そう作ってくれたら、そういうもんだと思って住む」と、イサギヨイ30歳F様御夫婦
ビルトインガレージから全ての計画が回っていった、初めての構造躯体も使わせていただいたH様
ずっとお付き合いして、もう女子会したり仕事抜きでお茶しちゃってるYU様
野球少年とおませさんが可愛くて好きになってもらいたくて建築中いつも髪留めとかキラキラシールに目がいってた(笑)I様
「建築条件付きってことは、カラフルさんで建てなくちゃいけない、ってことですよね?」って言う出会いだったK様(笑)そのあとすんごく仲良くなりました。
明るくて広い土地にのびのび建てたM様。ながいお打ち合わせのあいだにリトルハンサムがどんどん大きくなっていってお引渡しの時には入園でなみだがでそうでした(笑)
お母様と二人で暮らし、いづれはお嫁さんを迎えるための家をじっくり考えてたのしかったK様
平成生まれのご主人が、小さくても完璧にこだわりを反映させたいと、鼻息荒く作り上げていったS様
それから、わたしがわたしを主張するために作った(笑)
分譲モデル住宅。
デザインした店舗。
そして、今週末見学会をする葵区大岩の家。
来週上棟する藤枝・小石川の家
来月上棟する富士・中里の家
それから新しいお客様が、数組・・
ほかにもいろいろ、スペシャルサンクスがありますがまた後ほど。
こんなみんなに私は支えられて、
どこかのタイミングで
「もう!わたしなんだな。わたしがぜんぶやるんだ。そういうことなんだ」
って覚悟して。
つよくなって、楽になった。(仕事はどんどんきつくなってるけど。笑)
ありがとう。そして、ありがとう(笑)
これからもよろしくおねがいします。
見学会の告知だったけど。
節目のご挨拶にもなっちゃいました。
初めてのお宅の建て方

当時のわたし(うそです)
仕事も少なく、チカも保育園だったし、よく事務所で過ごさせてた。
後ろの本棚もスカスカね。

めっきり老け込んで女に見えるいまのわたし。
後ろの棚もモリモリに。
ここだけでなく、足の踏みばもなくなってる。
