2024年04月16日

春の終わりのわたし

4月も半ばですね。

タバコをくゆらせながら
「わたしもいろいろあったのよ・・・」
とつぶやくような女にだけはなるまいと思って生きていますが、
まあいろいろありました。

でも最近気が付いたのですが、いろいろあるけど基本は心の状態が悪くなければちゃんと何とかなるものです。

心の状態が悪くても、最終的には何とかなるのですが、心の状態が悪いせいで解決までの道のりが遠回り気味になります。
それで、解決しても心の状態が悪いので「根本解決した実感」が湧かなくて、
ああなんだかわたしはずうっとモヤモヤ生きているな・・
と、太宰治気味になってしまいます(笑)

たとえば
いつものお友達をいつもの場所に誘ったときにお友達の対応がそっけなかったとして。
状態がよければ「あれ?今日はアタマでも痛いのかしら」と思えるところを
状態が悪いと「え?わたし何かした?ちょっとなんか避けられてない?」と、病んでしまいます。
で、結果、お友達はその時ほんとに頭痛で調子が悪かったと判明したとして、
状態がよければ「あーやっぱねー!もう大丈夫?」で終わるのですが
状態が悪いと「それ言い訳で ほんとはやっぱりちょっとギクシャクしてるんじゃない?だいじょうぶかしら」
ってなっちゃう。
心の状態ってだいじ。

で、何が言いたいのかって言うと

春先、わたしは超・状態が悪かった わけです(笑)
原因はありません。たぶん。春先に、下半身を出す人が増えるのと同じ原理だと思います。
ただ、上記の方式があるので、途中から「原因」ができてきます。
病んだ心で「ことがら」の解決に当たるので、どんどんこじらせてしまい、結果こじれたことがらを数個抱えて瀕死、のような感じでした。


もやもやと、薄雲がかかったような状態で
楽しいことがあってもゲラゲラ笑った後に「どうせこれも長く続かない」と思い、
いやなことがあると心を固くしたままその場しのぎの解決策を、自分を慰めるように考えているだけ。
不安なことがあるとやみくもにワラをつかみに行って疲弊して、
もうなんだか散々な春先でした。
どれもこれも、「心の状態が悪い」だけなので、外見的にはいつものかよこさんだったはずですが。

いやこういう時にね、
「つらいんだろ?おれにはわかるよ。だっておれはいつだって君をみていたんだから」
というひとが現れたら震度6くらいには揺れたな。いなかったけど(笑)


それで、今はその状態から脱しているのですが、それも、ある時急に
「あ 抜けたな」
と思ったくらいで何かが解決したわけでもないですし、おクスリ飲んじゃったわけでもありません。
直し方、なんてたぶんないですし、こうやって直せるという方法が「わかっちゃった」と言い放つこと自体がなんだか傲慢な気もします。
ほんとうに
ああ辛いな、という時期があり、フッと抜ける。
というだけ。で、辛いときに何か「ことがら」があると、辛さが加速したり重みを増したりする、というだけ。
抜けると、「ことがら」も相変わらずそこにあるけどなんかたたずまいが変わってる気がする(笑)というだけ。

まあでも今回はそこそこ長くて辛かったです。もう平気。


もがいても、落ちてる期間が短くなったりはしないのですが、それでもわたしは

話を聞いてくれそうな友人に話して、話しているうちに言語化していくこと。
なるべくひとりでいない。
よく寝ること。
めのまえの仕事や趣味にだけ集中する時間を意識して大目に作ること(ただ忘れたいからw)

を、心がけます。
これをやると早く抜けるんじゃなくて、
抜けるまでこうしている、という感じなのでまったくためにならないのじゃが(笑)


今回、年明けからちょっと兆候が出始め、梅春くらいから発症し、桜の開花くらいで抜けました。

なにか、大きなものを捨てたような感覚で、とても気持ちがいいな(長かった分余計にきもちがいい)と思っていたら、
その空いた部分に面白いものがぼかすか入ってきて今ちょっとわくわくしています。
いい気なもんですね。

ようやく、あまり好きではない春も終わってくれそうです。
これからちょっと好きな夏がきて、
別に気にしてなければ気が付かないような秋がきて、
年末年始ってほんとにうざいなと舌打ちしたくなる冬がくるんですね。
ああわたしは結局どの季節もそう好きではないんだな、と。

それもまた人生。

仕事は相変わらず走り回っています。
ドラムも、自分でやりたいと言い出した曲が思っていた以上に早くて泣きながら練習しています。
次男が大けがをしたので、これから何度か大阪にも行くでしょう。
いろんなことがありますが
わたしは元気です。













  


Posted by カヨ at 15:53Comments(0)ブログオシゴト思う日々